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真・怖い話まとめ

怪奇現象が起きる中国のホテル

北京に出張してたときの話。

ちょうどその頃、
上海なんかで反日デモが盛り上がってた。

今までに何度も利用したホテルに泊まったから、
特に気にしてなかったんだ。

説明になるが、
中国のホテル(宿泊施設は本当にピンきり)であるレベル以上だと、
ホテル内にサウナとか垢すりとかマッサージとかするフロアがある。

でかいソファーが30人分くらいある結構広い部屋で、
その日も疲れを取るためにそこで足ツボマッサージ受けてた。

カウンターの兄ちゃんとは顔なじみになってたから、
拙い中国語で会話してた。

すると部屋の奥から怒声が聞こえてきたんだ。

部屋の奥にスクリーンがあって、
それが見られるようにソファーが並んでるんだけど、
スクリーンの前(俺から見て前列)に座ってた中国人が
3人立ち上がって俺を囲んだのよ。

その時気が付いたんだけど、
ちょうどスクリーンで反日戦争の映画やってて、
バタバタと中国人が死んでいく真っ最中。

「アレを見てなんとも思わないのか」
「俺たちに謝れ」

と、どうやら俺に抗議しにきたらしい。

カウンターの兄ちゃんは、

「そいつは中国語がよくわからない」
「いい日本人だから」

と中国人たちに説明してくれて、
とりあえずは事なきを得た。

で、また説明になるけど、
結構なデカイ部屋で、入ってすぐ10畳くらいのリビング、
入口からみてすぐ左側にバスルーム、
その隣に台所、その隣にクローゼットルーム、
部屋の奥に寝室があった。



で、寝室で寝てると、
誰かがドア叩く音で目が覚めた。

覗き窓から外を見ても誰もいない。

チェーンかけてドアを開けてみたけど同じ。

おかしいなと思いながら寝室に戻るんだけど、
同じ事が続いた。

俺を囲んだ中国人だなって思って、
ノックしたらすぐ確認してフロントに文句言うつもりだった。

で、リビングのソファーで待ってたんだ。

でも疲れがたまってたからウトウトっとした時、
ノックが聴こえた。

その時、目がハッキリ覚めたんだけど、
同時にもう一つの事がわかった。

ノックされてるの、バスルームのドアなんだ。

バスルームの内側から聞こえるの。

寝る前にシャワー浴びたけど、
窓なんか無い部屋なのよ。

消してた電気をつけて、
思い切ってドアを開けたら何もいなかった。

ただ、フックに掛けてたバスタオルが、
バスタブの中に入ってた。

バスタブの中には水がないんだけど、
タオルはさっきまで水に使ってたような濡れ方。

背中に視線を感じたんで振り返ったけど何も無い。

部屋を替えてもらおうと外に出ようとしたんだが、
リビングに入ったとき誰かがソファーに座ってた。

髪の長い女の人みたいなものが、
もの凄く透明に見えた。

見間違いかと一瞬目を閉じた瞬間、
部屋の電気が消えてTVが勝手に点いた。

その後はよく覚えてない。

隣室から「うるさい」と苦情があって
部屋を見に来た従業員が、気絶していた俺を見つけた。

気絶する前に何があったのか、
まったく覚えてない。

詳しい話を聞けるよう日本語ができるエージェントに頼んだんだけど、
その件に関しては途中から通訳を拒否された。

エージェントの手配でホテルもチェンジした。

最近ホテルの近くを通ったが、普通に営業している。

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